輝きの惑星

時間が静止した 急に雨が止んだ 金色の太陽が姿を現した 空には真っ白な雲 いくつもの虹が架かる 光のプリズムが四方八方から反射している アスファルトの水溜りが揺れながらフィルムのネガのように滲み、その空を映す 草花も雫が反射し、活気に満ちだしている そこら中でイヌやネコが吠え、鳴いた それらは体に付いた大量の雨をブルっと震わし拭い去った 人々は輝きの空に見惚れていた 私はというと傘を閉じ、傘を突き上げるだけだった

ここがノーヴァ・アースか!? 誰もが息を呑んだ 輝きの時間  (空想)    ♡love♡


                    fin.